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【熊本地震】余震はいつまで続くのか?今後の専門家の見解は!?

      2016/05/28

      
熊本地震 余震 いつまで

出典 林檎舎

4月14日と16日に熊本で発生した大地震。この地震をきっかけに熊本県や大分県では規模の大きな地震が頻発し、被害も拡大しています。

この余震は1ヶ月経った現在も続いています。

いったいいつまで続くのか?また、今後、どのような展開をみせるのか?専門家の意見をまとめてみました。

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なぜ熊本地震の余震や地震活動が長引いているのか?

FullSizeRender-8九州の北部には別府・島原地溝帯という非常に壊れやすい地溝帯が通っています。その中の布田川・日奈久断層が動いて、今回の熊本地震が起きました。

この別府・島原地溝帯には活断層などが密集しており、ひとつの活断層で地震が起きるとすぐ隣に飛び火してしまうそうなのです。

つまり、誘発が誘発を呼び、次々と地震が起きてしまう事が今回の熊本地震が長引いている要因といえるようです。

熊本地震の余震や地震活動はいつまで続くのか?

政府の地震調査委員会は5月13日、今後も最低1カ月程度は熊本県熊本・阿蘇地方で最大震度6弱程度、大分県中部は同5強程度の余震が発生する恐れがあり、引き続き十分注意が必要との評価をまとめました。

大分県中部の地震活動は減衰しているが、熊本・阿蘇は「減衰しつつも依然として活発」との事です。

調査委はさらに、九州では1975年に熊本や大分、97年に鹿児島県薩摩地方でM6級の地震が相次いだケースについて「近接する地域で2~3カ月の間を置いて、同程度の地震が発生した」と指摘。熊本、大分両県の広い範囲で「今後も最低2カ月程度は、震度6弱以上の揺れに見舞われることも否定できない」としました。

また、活断層のメカニズムに詳しい東北大学の遠田晋次教授は「体に感じる地震は、今後、1か月から2か月で急激に減る可能性はあるが、それよりも規模の小さな地震活動は数年以上にわたって活発な状態が続くとみられる。地震の規模は時に大きくなる可能性もあるので、活動の推移を長期間、監視することが必要だ」と話しています。

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熊本地震の余震回数 過去最多へ

気象庁の速報値によると、熊本地震の発生以降、震度1以上の地震は13日午後8時までに1420回に達しました。また、マグニチュード(M)3・5以上の地震は238回で、新潟県中越地震(227回)、阪神大震災(101回)を超え、1995年以降、過去最多ペースで推移しています。

震度7は4月日夜と16日未明の2回。震度6は5回、震度5は11回、震度4は88回に上ります。

4月末までに、全体の77%に当たる1093回の地震があり、1日当たりの最多は、4月16日の202回。5月に入ると次第に減少し、5月10日は15回、11日と12日は16回となりました。

しかし熊本地方気象台によると、5月12日夜には宇城市で震度4を1週間ぶりに記録しており、13日未明にも同市と熊本市西区で震度4を観測しています。

気象庁の震度データベースなどによると、4月14日以降、県内で震度3以上の地震は334回(5月11日現在)。震源と震度両方を観測するようになった1923年1月から今年の4月13日までで、震度3以上の地震は合計で312回。なんと、一月足らずで過去93年分の記録を超えたことになるのです。

今後、特に注意すべき地域は?

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出典 wikipedia

4月の14日と16日に熊本で起きた2つの大地震は、それぞれ活断層に起因するものでした。

九州では前述の通り、周辺にいくつか活断層がありますが、熊本の地震をきっかけに、第3、第4の大地震が続けざまに起こる可能性はあるのでしょうか?「今回の地震は、はじめに日奈久断層帯でマグニチュード(以下=M)6.5の前震が、続いて隣接する布田川断層帯で、M7.3の本震が起こりました。

そしてさらにその後、布田川断層帯から北東に位置する大分県の別府-万年山断層帯でも、地震活動が続いています。地震は断層の“ひずみ”によって発生しますが、ある断層で地震が起きた場合、その周囲の断層にも少なからず影響を及ぼします」と京都大学防災研究所附属地震予知研究センターの西村卓也准教授は解説します。

西村准教授によると、約400年前に起きた「慶長大地震」でも九州から近畿まで、大きな地震が短期間で連続して起こったといいます。「内陸型の地震は『地域』でなく、『活断層ごと』に起きます。また、地震によっては活断層の一部だけが動き、残りの部分が割れ残っているものもあります。ですから阪神・淡路大震災を引き起こした断層の延長線上、あるいは隣接する別の断層では、まだまだ大きな地震が起きる危険性をはらんでいます。しかしながら、大分の別府-万年山断層帯から、四国方面の断層帯までは、やや距離が離れています。一方で今回、最初に大地震が起きた日奈久断層帯では、地震前にたまっていた“ひずみ”が解消されたのは北側の3分の1だけ。南の3分の2では、まだ“ひずみ”がたまっている可能性があります。ですので今、もっとも注意したい場所は本州の方ではなく、最初に地震が発生した日奈久断層帯の南側なのです。」

とは言え、何度もいいますが、地震に絶対はありません。活断層のある地域であれば、どこでも十分に警戒する必要があります。

国土地理院では「都市圏活断層図」をネットで公開しています。ぜひ一度、ご自分のお住まいの地域の活断層をチェックする事をお勧めします。

*国土地理院「都市圏活断層図」は【こちら】

 

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