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【熊本地震】支援物資を送る前に考えるべき事

      2016/04/21

      
熊本地震 募金 芸能人

出典 GIRLY DROP

4月14日に発生した熊本地震。地震は現在も続いており、被害も熊本だけではなく大分まで拡大しています。現在、避難生活を送られている方は熊本県を中心に12万5千人以上。各地に避難所が設けられており、指定外の避難所などでは、支援物資が全く届いていない所もあります。その一方で、熊本市の支援物資集積所には大量の支援物資が山積みとなっております。これは17日に一斉に支援物資が大量に届いた為に、速やかに支援物資を届ける事が出来なくなってしまったそうなのです。これは、圧倒的に人手が足りず、市の職員、自衛隊、ボランティアの方などが必死に対応してくれていますが、全く追いついておらず、どの避難所で何が必要とされているかをリアルタイムで把握するのが難しいのが原因となっています。

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善意が引き起こす混乱

今回の熊本地震のように、大規模な災害が発生すると、善意から大量の支援物資が届けられ、無用の混乱を起こす事があります。テレビやネットで現地の悲惨な状況を知り、少しでも役立てたらと思い、自分の出来る限りの行動を起こす事は本当に素晴らしい事ですが、その善意が時として迷惑になってしまう場合があるのです。「何か少しでも力になりたい」と居ても立ってもいられない気持ちは分かりますが、善意の行動を起こす前に「自分が起こす行動の先」を想像し「何が一番最適か」を考えるようにしましょう。

廃棄される支援物資

例えば、おにぎりや果物などの生ものは消費期限が短く、被災者へ分配される前にダメになってしまい、廃棄されるケースが多々あります。現在もSNSなどで果物が欲しいとの声もありますが、私達が送った果物を被災者の元へ届けるのは、現状では、かなり難しいでしょう。現在、避難所間のニーズ情報を共有し、必要なところに、必要な物資が、適切な優先順位にて配布されるような調整機能が、現地の自治体、国際NGOなどの間で模索されています。各避難所に収容されている人数の把握、備蓄、物資の過不足の洗い出しなどが進められています。一見、遠回りで、効率が悪く見えるかもしれませんが、調整システムを経ないで配布された品々はいずれ廃棄されたり、使われることなくしまわれてしまったりする可能性が高いのです。

古着はNG、下着や靴下も慎重に

基本的に古着や使い古しの毛布などは受け付けていません。過去にもこのような災害で善意で古着などが大量に送られ、自治体が処分に困ったケースもありました。また、大量に送付された古着などが物流システムへの負担となり、優先されるべき品物(食料や医薬品)などの到着を送らせてしまうリスクも伴います。現在、ある地域では支援物資の受付をはじめましたと報道されていますが、そのリストには品物が羅列されているだけで、詳細な希望は書いてありません。例えば下着などは男性用・女性用・子供用などがありますし、その中でもサイズがあります。素材もあります。このような詳細な希望を確認せずに送ってしまうと、受け付けてもらえない可能性があるのです。なぜなら、緊急支援において物資の購入をする場合、各団体では規格を合わせ、どの団体も同じ内容の物資を配布するように調整(素材や家族の人数に応じた量など)を行っているからです。

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カップラーメンや粉ミルクもリスクが

お湯を入れるだけで簡単に食べる事が出来るカップラーメンは非常食の代名詞のような存在ですが、おすすめは出来ません。なぜなら、カップラーメン1つを作るのに貴重な水や、お湯を沸かすための燃料などがいるからです。災害発生時、初期の段階では給水車も整わず、水、燃料は大変貴重です。ラーメン1食分のために使われる水と燃料のロスが多いのです。また、粉ミルクもリスクを伴います。衛生環境が悪く、安全な水が確保できず、哺乳瓶の消毒ができない時に粉ミルクを与えることは、実は赤ちゃんの命を危険にさらすことになります。混乱した状況で冷静な判断ができず、粉ミルクをリクエストしてしまうお母さんも多いと思いますが、お母さんと赤ちゃんにとって何が必要か、大切か、何が危険かをきちんと説明した上で、最終的にはお母さん自身の主体的な判断と決断を尊重し、そのためにできる支援は何かを考えるようにした方がよいでしょう。日本では、アレルギーが多いお子さんもいて、自治体が定める避難所の備蓄品目には、哺乳瓶、粉ミルク、アレルギー用粉ミルクが含まれているところが多いです。

SNSを見て、即行動は控えましょう

SNSなどで被災者の方から「○○が欲しい、○○が足りない」との書き込みを見て、即、行動するのは危険です。窓口、受け入れを行っている団体などの情報を良く確認し、製品の詳細(材質やサイズなど)や数などをきちんと把握してから送るようにしましょう。今も余震が続き、混乱が解消されずに情報が錯綜しています。一刻も早くなんとかしてあげたいと思う気持ちは皆一緒です。国も自治体も専門家も必死になって支援策を進めています。善意が現地への負担にならないように、今一度冷静になって考えてみましょう。熊本地震で被害に遭われた方への義援金の受付も始まっています。支援物資ではなく、募金や寄付といった形での支援も考えてみましょう。

平成28年熊本地震義援金 銀行振込先

肥後銀行
県庁支店 普通預金 1639261
熊本地震義援金 熊本県知事 蒲島 郁夫
(クマモトジシンギエンキン クマモトケンチジ カバシマ イクオ)

熊本銀行
県庁支店 普通預金 3012170
熊本地震義援金 熊本県知事 蒲島 郁夫
(クマモトジシンギエンキン クマモトケンチジ カバシマ イクオ)

平成28年熊本地震義援金 郵便振替(ゆうちょ銀行・郵便局)

ゆうちょ銀行  00940-0-174320
熊本地震義援金
(クマモトジシンギエンキン)

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