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鳩山邦夫氏はなぜ十二指腸潰瘍で死亡したのか?

      2016/06/24

      

総務大臣や法務大臣などを歴任した自民党の鳩山邦夫衆議院議員が21日、東京都内の病院で死去していたことがわかりました。67歳でした。

鳩山邦夫さんと言えば、去年の5月頃から激やせしたと話題になっており、がんや持病の糖尿病の悪化などが囁かれていましたが、死因は十二指腸潰瘍とのことです。

十二指腸潰瘍は良く耳にする病気ですが、死亡した例は聞いた事がありません。

鳩山邦夫氏はなぜ十二指腸潰瘍で死亡したのでしょうか?

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十二指腸潰瘍とは?

十二指腸潰瘍は、粘膜、粘液、粘膜血流などの「防御因子」と、食物を消化する、胃酸やペプシンなどの「攻撃因子」のバランスが何らかの原因によって崩れ、十二指腸の壁の表面が溶けた状態です。

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十二指腸潰瘍は比較的男性に多く見受けられ、症状としてはみぞおちの痛みが代表的で、そのほか、げっぷ、不快感、嘔吐、背中の痛みなどを伴うことや、突然の吐血や下血、黒色便などが挙げられます。

十二指腸潰瘍は空腹時や夜間・明け方に強い痛みが、現れることが多いようです。

十二指腸潰瘍の誘因はストレス・過労・飲酒・喫煙・香辛料の過剰摂取・冷たすぎる、熱すぎる食べ物・消化の悪いものなどが上げられます。これらは胃酸の分泌を促進したり、防御因子の働きを弱めるため、胃・十二指腸潰瘍の誘因となります。 とくにストレスは大きな誘因となると考えられています。

 

鳩山邦夫氏はなぜ十二指腸潰瘍で死亡したのか?

一般的に十二指腸潰瘍は命を脅かす状態に進行することはありませんが、潰瘍を放っておくと、稀に重症化する事もあります。

重症化した潰瘍を穿孔性潰瘍(せんこうせいかいよう)と呼び、十二指腸の壁に穴を開けてしまうのです。

そして、開いた穴から内容物が漏れてしまい、急性汎発性腹膜炎(きゅうせいはんぱつせいふくまくえん)を発症してしまう危険性があります。

本来、腹腔内は無菌状態に保たれていますが、十二指腸から漏れた内容物などで細菌感染し、腹膜が炎症を起こしてしまうのです。

この炎症が腹膜全体に広がった状態が汎発性腹膜炎です。この場合、消化管への穿孔など生命に関わる重症の状態に陥る可能性があります。

症状として吐き気・嘔吐、発熱、頻脈がみられ、病気が進行している場合には、脱水・ショック状態に。さらには感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす”敗血症”に陥ることもあるのです。

 

十二指腸潰瘍は胃潰瘍に比べて症状が分かりづらく、気づかない人もいるようです。

胃潰瘍の場合、出血が多くなると吐血をしますが、十二指腸の出血は日々少しずつ出血が続き、便などに混ざります。便の色は黒くなりますが、吐血に比べたら、異変に気づく確率はかなり少なくなります。

また、痛みも背中や腰の痛みと勘違いしやすく、全く痛みを感じない人もいます。

発症していることに気づかないまま、どんどん進行して穿孔性潰瘍となり、いきなりの強い痛みで十二指腸潰瘍に気づく人も少なくないのです。

 

がんや糖尿病との関係も

鳩山邦夫氏が激やせしていた事から、一部では末期がんや糖尿病の悪化との噂もありました。

十二指腸潰瘍は薬の副作用でも起こるといいます。

例えば末期がんなどで大量の鎮痛剤を服用し、その副作用で十二指腸潰瘍に。しかし、全身の状態が悪く、手術が出来ずに潰瘍が悪化して腹膜炎を起こし、敗血症で亡くなったという可能性も考えられます。

現役の政治家が、そう簡単に病気を告白出来ませんし、大病を煩ったからといって、仕事を投げ出し治療に専念するということも難しいでしょう。

鳩山邦夫氏は20日に体調を崩し、入院。21日に亡くなられている事から、20日に病院に運ばれた時にはすでに手遅れだったのではないでしょうか?

鳩山邦夫氏は、まだ67歳でした。まだまだ元気で活躍したいと思っていたはずです。

鳩山邦夫氏のご冥福を心よりお祈り致します。

 

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