LADYMAGA

熊本地震と南海トラフの関係は?巨大地震の前兆か?専門家の見解

      2016/05/21

      

熊本地震 南海トラフ
4月14日に熊本で起きた震度7の地震をきっかけに、熊本県や大分県では規模の大きな地震が相次いでいます。この熊本地震と南海トラフ地震の関係はあるのでしょうか?専門家の意見をまとめてみました。

スポンサードリンク

南海トラフとは?

南海トラフとは四国の南の海底に位置する深い溝の事です。溝の事をトラフと言います。実は、この地帯を震源とするマグニチュード8クラスの大きな地震が約100年〜200年の間隔で起きているのです。もし、南海トラフ地震が発生した場合、津波などの二次被害も含めて甚大な被害が想定されています。

南海トラフ

 

熊本地震と南海トラフ地震の関係は?

地震のメカニズムに詳しい東京大学地震研究所の古村孝志教授は、今回の一連の地震活動と南海トラフで想定される巨大地震との関係について、「現段階ではよく分かっていないが、熊本地震の震源地から南海トラフで想定されている震源域までは100キロから200キロ程度離れているため、直接、南海トラフ地震の引き金を引く可能性は非常に低いのではないかと思う」と話しています。

そのうえで「南海トラフでは、前回の巨大地震からすでに70年がたち、近い将来、起きることは確実だ。地震を確実に予測することも難しいため不意打ちを受けてもよいように耐震化や備蓄などの備えを進めておく必要がある」と話していました。これに関しては宮崎大学工学部地震工学の原田孝典教授も同じ事をおっしゃっています。

京都大学防災研究所の西村卓也准教授は「今回の地震が南海トラフ巨大地震を誘発する可能性は極めて低いでしょう」としながらも「ただし、逆のことは言えます。現在西日本では、南海トラフに向けてどんどんひずみが溜まってきています。これまでの南海トラフ地震を見ると、発生の30年くらい前から内陸で地震活動が活発化することが知られている。つまり今回は“次の地震に向けて準備しています”という環境下で起きたものであり、数年から10年の間にさまざまな地震が発生し、その後、巨大地震が起こるというシナリオは十分に現実的です」と指摘しています。

スポンサードリンク

西日本が巨大地震前の地震活動期に入ったって本当?

過去に南海トラフで巨大地震が発生した前後には、内陸の地震が活発化していたことが知られ、専門家の中には今回の一連の地震活動を受けて、「すでに西日本が巨大地震前の地震の活動期に入ったのではないか」という指摘も出ています。

東京大学地震研究所の古村教授は「活動期に入ったかどうかは 巨大地震が起きてからしかわからない面がある。ただ、熊本だけでなく西日本のほかの地域でも今後、同じようにマグニチュード6や7クラスの地震が起きる可能性があることを考え、南海トラフの巨大地震への備えとともに、内陸地震への備えも進めていくことが重要ではないか」と話しています。

また同研究所の佐竹教授も「これから中国・四国地方をはじめ、三重県の伊賀上野地方などで、将来の巨大地震に向けて地震が頻発すると予測されます。それはすなわち、南海トラフが引き起こすものだというわけです」と話しています。

いつどこで地震が起こるかを予測する事は現代の科学では困難であると気象庁や専門家も明言しています。何が起こっても良いように備えをしっかりしつつ、冷静に対応する事が重要だと思います。

 

【関連記事】
熊本地震 「今後、日向灘地震に注意」地震予知連絡会で報告

南海トラフ大地震は5月17日に起こる!?未来人の予言とは?

【熊本地震】余震はいつまで続くのか?専門家の見解は!?

【熊本地震】支援物資を送る前に考えるべき事

【熊本地震】芸能人が見せた本気の支援

熊本地震で芸能人・著名人がぞくぞくと募金や支援を表明!!

 

 

 - news , , ,