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貴闘力はギャンブル依存症だった!野球賭博に手を染めるまで

      2016/03/25

      

元人気力士だった貴闘力を皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか?今や大相撲で活躍している上位力士のほとんどが外国人力士となってしまいましたが、その当時の貴闘力は気迫あふれる相撲で横綱をも圧倒する勢いのある人気力士でした。そんな貴闘力がなぜギャンブル依存症に陥り、野球賭博に手を出すまでになってしまったのでしょうか?

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ギャンブル

 

 

貴闘力の経歴

本名  :鎌苅忠茂

生年月日:1967年9月28日 48歳(2016年2月現在)

出身地 :兵庫県神戸市

血液型 :A型

身長  :181cm

体重  :148kg(現役時)

貴闘力は中学卒業後に藤島部屋(のちの二子山部屋)に入門し、1983年の3月場所で力士として初土俵を踏みデビューを飾りました。当時、横綱として君臨していた曙には、得意の突っ張りを武器に、7個もの金星を挙げています。なんとこれは、ひとりの横綱からの金星獲得の最多タイ記録になります。そして、32歳5ヶ月で迎えた2000年の3月場所では、初の幕尻優勝を果たしています。しかし、2000年の9月場所で、幕下への降格が決定したことを機に2002年に引退し、その後は年寄・第16代大嶽を襲名し大鵬部屋の部屋付き親方となりました。プライベートでは1992年に大鵬親方の三女と結婚し、4人の男の子の父親となりました。現在は東京都江戸川区の焼肉店「焼き肉本店ドラゴ」を始め、全国に10店舗・海外に2店舗と飲食店を経営しており、お店に引退した力士を雇用するなど就職支援も積極的に行っているそうです。

なぜギャンブル依存症に陥っていったのか?

引退後、貴闘力は大嶽親方として弟子の指導にあたっていましたが、2010年に野球賭博に関与し違法賭博問題へと発展、当時大関の琴光喜など数十名の力士や年寄などが関与し多くの人たちが相撲界を去らなければならない結末となりました。更にこの事件の余波で大相撲八百長問題が発覚、なんと22人もの人たちが関与しており、2011年春場所自体が中止に追い込まれたのです。そしてこの事件により、貴闘力は日本相撲協会を解雇され、妻とも離婚の結末となったのです。親権は4人とも妻にあり、現在は子供とも離れ離れでの生活を余儀なくされています。

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ギャンブルは大嫌いだった!

貴闘力のご両親は二人共ギャンブル好きだったそうです。特に父親は大のギャンブル好きで、子供の頃は借金取りが家まで押し寄せ、小学校を6~7回転校した経験を持つというのです。そんな、ギャンブルを憎んで育ったはずの貴闘力が、ギャンブル依存症に陥っていったキッカケは、相撲部屋の先輩からの誘いでした。最初は断っていたものの、すぐにはまり、稽古が午前中に終わると、午後は競馬場やボートレースに通い、夜は麻雀という生活が当たり前になったそうです。1989年に十両昇進を決めると、化粧まわし代などのために必要な400万円を用意するために、10万円を手に競馬場へ行き、400万円に増やしたこともあったとか。結婚後もギャンブルがやめられず、大鵬親方にギャンブルの借金の肩代わりを何度もしてもらったといいます。34歳で引退し、親方になってもなおギャンブルがやめられず、大鵬親方にウソをついては、ギャンブルに通い続けました。

そしてついには野球賭博に手を

そんな貴闘力さんの人生を変えたのが2010年の野球賭博事件でした。2010年5月、夏場所が行われている最中に「週刊新潮」で野球賭博問題が発覚。大関・琴光喜が暴力団を胴元とする野球賭博に関与したと掲載されてしまいます。

阿武松部屋の床山、床池の誘いを受け賭博に参加したとされ、
同部屋所属の力士古市の兄の元幕下力士に1億円の口止め料を払うように恐喝されている
引用:Wikipedia

それと同時に琴光喜とは別に阿武松部屋の力士の関与も問題になり、相撲協会が佐渡ヶ嶽親方や阿武松親方にも事情を聴取する一大スキャンダルへと発展することになりました。

今でもやりたくてうずうずしてしまう

そんな貴闘力ですが、2013年に経営していたお店の従業員に給料が払えなくなってしまった事をキッカケにギャンブルから足を洗う決意をしました。「自分を慕ってくれている社員に払えないのがすごく情けなくなりまして。借りて、給料を払って、そこでやめました。依存症の人にはお金を貸さないこと。オレも(義父だった)大鵬親方が何とかしてくれる、という甘えがあった。貸したらその人を地獄に落とすことになる」と本人は語ります。それでも長年の習慣はなかなか抜けきらないようで、ギャンブル依存症のチェックシートの質問項目を埋めてみると、パーフェクトで該当者になってしまうそうです。「実は今でもやりたくてうずうずする。競馬番組を見て『俺だったら』と予想だけすると当たるんですよ。買えばまた同じことになると分かっているのにねえ」と明かしています。それでも、自分が依存症だという自覚はないというのだから驚きです。

ギャンブル依存症の仕組み

ギャンブル依存症者は、ギャンブルをしているときに大量のドーパミンが放出され、ギャンブル以外では満足できなくなるという依存症です。ギャンブルは、”たまにあたる→たまにあたる行動はやめられない”意思が弱いとかは関係なく、脳のバランスが崩れてしまうのだそうです。

 

貴闘力はギャンブルにより人生を転落させてしまいましたが、自分の力で立ち直り、人生をやり直しています。依存症というのはいくら周りがサポートしても、本人が覚悟を決めて這い上がらないと脱する事はできません。この貴闘力の姿が、同じ依存症に苦しむ人達の助けになればいいですね。今後のご活躍を期待したいと思います。

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